民泊規定のその後(1)
以前、お世話になった管理組合から相談があった。「管理規約を改訂するのだが、民泊を禁止するかどうかで、落としどころがない」という内容だった。正直、それほど都心のマンションでもないので、今のこの時期に民泊が話題になった理由…
MORIマンション管理士事務所
以前、お世話になった管理組合から相談があった。「管理規約を改訂するのだが、民泊を禁止するかどうかで、落としどころがない」という内容だった。正直、それほど都心のマンションでもないので、今のこの時期に民泊が話題になった理由…
管理会社変更のコンサルを依頼されることがある。もちろん変更理由をヒアリングし、現状より管理内容がグレードアップすると思われた時には、方法を指南することも多い。 管理会社を紹介してほしいと言われることもあるし、管理組合…
地震保険の金額が高いか安いか、とよく聞かれる。要するに聞きたいことは、地震被害があった際に、保険金が降りるのかどうか。支給される可能性が少ない保険金は高いと感じるだろうし。支給されやすければ、価格も安く感じるというもの…
マンション管理士の看板をあげて仕事をしている人が、どれほどいるのかは分からない。所属会などから収入の調査などもあったが、あくまで売上高を調査する程度で、仕事の内容までは分からない。「マンション管理士」という資格が業務独…
最新のマンション標準管理規約(以降 標準管理規約)が昨年(令和3年=2021年)6月に発表された。標準管理規約は過去に数度、改正されているが、平成30年(2018年)、平成29年(2017年)と2回ほど一部改正を挟んで…
「第三者管理方式」という言葉が、マンション管理業界で、かなり浸透してきた。これは一言でいうと、外部の専門家を組合に招き入れるということを意味する。問題は、その招き入れ方だ。 例えば、当事務所の仕事の多くは、管理組合との…
「あなたの人生のビジョンは」的なことをよく聞かれるが、「うーん、困ったなあ」といつも思ってしう。いろんな人生の局面で直感で判断するが、長い人生設計となると、、、という感じです。 さて、これをマンションに置き換えると。マ…
私がお世話になっているマンション(東京・神奈川)からは、台風14号による被害の報告がなく、ホッとしている。 私の経験した台風被害は多くが風災だが、屋上のTVアンテナが破損、共用部のドアが破損、共用部ガラス破損、側溝からの…
令和4年6月に国交省から「区分所有法見直し検討案」が発表された。あくまで素案なのだが、かなり現実味を帯びてきた。 区分所有法の改正は以前から噂されていたが、改正要点はいくつもある。しかし、その動機はすべて一つである。…
当ブログの固定ページに「関連動画」をアップしました。 マンション政策にかかわるような動画(例―国交省発表・解説等)をアップしていきます。難しい言葉が丁寧に説明されています。
「資格内資格」「制度内制度」なんていう言葉があるのかどうか分からない。マンション管理士という国家資格の名称で事務所を開設しているのだが、この名称は有資格者のみの使用に限られているのは当たり前。こういうのを名称独占業務とい…
いよいよ年末だ。多くの管理会社も休みに入る。マンション管理士はコンサルであったり、アドバイザーなので、個人事業主や少数の株式会社の場合が多く、休みがあるのかないのか分からない。 私の場合は、マンション管理事務所は個人事業…
専有部工事の許可申請がある区分所有者から管理会社に提出された。そのことについて、私に相談があった。たまにある相談事項だが、今回は内容が少し違っていた。「管理規約で専有部の工事申請に対して許可を与えるのが理事長となってい…
「管理計画認定制度(2022年4月スタート)」の認定要件の一つに「組合員名簿、居住者名簿が備えられ、1年に1回以上は内容確認されている」という項目がある。 まず組合員名簿と居住者名簿と2つの名簿があるということ。組合員…
ガイドラインより低額な修繕積立金でも赤字にならない。-認定制度の要件を得るか。 2022年4月スタートの「管理計画認定制度」。いくつかの要件があるが、長期修繕計画に関する項目は6点だ。 前回のブログまでで①~④を説明し…
30年の計画期間。赤字でもいいの? 今後、マンションの長期修繕計画表を作成する場合は、総会承認を起算日として30年間の計画表が必要だ。 国交省の発表では以下のようになっている。「長期修繕計画の実効性を確保するため、…
これが正しい、という長期修繕計画表はない。マンションの数は戸数にすると600万戸を超えているし、形状、立地もすべて違う。それぞれのマンション特有の問題が必ずといってよいほど発生する。そのため修繕の計画もマンションによって…
諸経費とは何を指すのだろう? 業者の利益(;^_^A)違うよね。 長期修繕計画表を作成しているマンション管理組合は多いと思います。私もお世話になっているマンションで、長期修繕計画表の無いマンションは無かったはず。ただし、…
最近のブログでも結構ふれている「管理計画認定制度」が2022年4月からスタートする。すでに認定基準は発表になっているが、「長期修繕計画の作成と見直し」という項目が重きをおいている。同制度は、すべての基準に満たないと認定さ…
12月7日にマンションコミュニティ研究会主催のフォーラムがZOOMを利用して開催された。マンション管理業協会、日管連(マンション管理士の代表組織)、マンション管理組合関係者等が、それぞれの立場から意見を発表し、その後、…