居住者名簿について(認定制度にて)

居住者名簿について(認定制度にて)

 管理計画認定制度において認定を受けたマンションはまだ100あるかないか。もちろん申請したが認定されなかったマンションがどれほどあるのか分からない。 私の印象では、認定を受けるのはなかなか難しい。認定を受けるための要件は…

マンションの持つビジョンとはー将来像を決める選択枝

マンションの持つビジョンとはー将来像を決める選択枝

「あなたの人生のビジョンは」的なことをよく聞かれるが、「うーん、困ったなあ」といつも思ってしう。いろんな人生の局面で直感で判断するが、長い人生設計となると、、、という感じです。  さて、これをマンションに置き換えると。マ…

管理のための新たな財産管理制度ー区分所有法変更検討

管理のための新たな財産管理制度ー区分所有法変更検討

 令和4年6月に国交省から「区分所有法見直し検討案」が発表された。あくまで素案なのだが、かなり現実味を帯びてきた。  区分所有法の改正は以前から噂されていたが、改正要点はいくつもある。しかし、その動機はすべて一つである。…

長期修繕計画表の期間はー30年必要

長期修繕計画表の期間はー30年必要

  30年の計画期間。赤字でもいいの?  今後、マンションの長期修繕計画表を作成する場合は、総会承認を起算日として30年間の計画表が必要だ。 国交省の発表では以下のようになっている。「長期修繕計画の実効性を確保するため、…

あたなのマンションの行く末は?

 最近、マンション管理業界は、少しバタバタしている。マンション管理業界だけではなく、マンション学会での中心テーマ、そして不動産鑑定士協会などがシンポジウムなどを開催している。すべてのテーマは同じで、昨年の法律改正に伴うも…

長期修繕計画ガイドライン改訂について

 9月28日、国交省が長期修繕計画標準様式、作成ガイドライン・同コメントを改訂発表した。 この発表が行われたのには、ここまでの流れと社会的背景があるのだが、簡単に説明すると、築年数が経過したマンションが多くなってきたとい…

管理計画認定制度と管理適正評価制度について

 ともに聞きなれない制度だ。それもそのはずで、まったく新しい2つの制度である。  前者(管理計画認定制度)は国、後者(管理適正評価制度)は業界団体が主導している。 改正マンション管理適正化法が昨年(2020年)6月に成立…

長期修繕計画書作成の基本的な考え方。

 マンションに正式な長期修繕計画書が存在するかどうかは、そのマンションの価値に影響するという表現がよくなされます。「正式な」という表現は、総会で、公に長期修繕計画書が承認されているかどうかという意味です。 管理費等の改定…

 管理計画認定制度とは

令和2年6月にマンション管理適正化法が一部改正されました。いくつかの改正点があるのですが、今回は、その中の管理計画認定制度についてお話しします。 前回のブログ(修繕計画期間30年)で、今後はマンションの長期修繕計画案を3…