マンションの修繕履歴について考える
最新のマンション標準管理規約の第32条六に、管理組合の業務として「修繕等の履歴情報の整理及び管理等」という項目がある。これは具体的に言うと、管理組合は以下の情報(データと言ったほうがよいか)を整備保管しておかなくてはな…
MORIマンション管理士事務所
最新のマンション標準管理規約の第32条六に、管理組合の業務として「修繕等の履歴情報の整理及び管理等」という項目がある。これは具体的に言うと、管理組合は以下の情報(データと言ったほうがよいか)を整備保管しておかなくてはな…
マンション管理士の看板をあげて仕事をしている人が、どれほどいるのかは分からない。所属会などから収入の調査などもあったが、あくまで売上高を調査する程度で、仕事の内容までは分からない。「マンション管理士」という資格が業務独…
30年の計画期間。赤字でもいいの? 今後、マンションの長期修繕計画表を作成する場合は、総会承認を起算日として30年間の計画表が必要だ。 国交省の発表では以下のようになっている。「長期修繕計画の実効性を確保するため、…
長期修繕計画書は一般的には、マンションの総会にて承認されている。 あるマンションの購入を考えている一般客は、購入前に不動産屋(仲介業者)を通じて、そのマンションの長期修繕計画書を手に入れることになる。これは不動産会社が…
9月28日、国交省が長期修繕計画標準様式、作成ガイドライン・同コメントを改訂発表した。 この発表が行われたのには、ここまでの流れと社会的背景があるのだが、簡単に説明すると、築年数が経過したマンションが多くなってきたとい…
マンションに正式な長期修繕計画書が存在するかどうかは、そのマンションの価値に影響するという表現がよくなされます。「正式な」という表現は、総会で、公に長期修繕計画書が承認されているかどうかという意味です。 管理費等の改定…
マンション管理新聞社が実施しているマンションの管理費・修繕積立金設定額調査が発表になった(2021年6月15日号、25日号)。同社は過去に17回の調査を行っており、データは東京都23区と市部に分類されている。 東京都の…
現在、お世話になっているマンションが、時期的に大規模修繕工事の実施検討に入っており、工事計画作成と同時に長期修繕計画表の再作成も同時に行っています。工事と計画表を同時に検討しているのですが、どちらも作成段階で、劣化診断…
大規模修繕工事の相談を受けることがままあります。計画の初期段階からご相談にのるところや、最後の施工会社の選定だけをアドバイスしてほしいとか、様々です。 そこで大規模修繕工事業者さんの選定の話をしたいのですが、その前に。…
3月3日の朝日新聞にマンションの大規模修繕の周期が一般的な12年から18年になってきたというような記事が載っていた。何人かのマンション管理士や管理会社フロント、専門家とも話したが、新聞報道のように「普及し始めた」とまでは…