猫、カラス、つばめ、はたまた雑草

今回のブログのタイトルですが、まったく内容が読めませんよね。すみません。グッドなタイトルが思いつかないで、、、💦。要するに言いたいことは、いろんな苦情について、ということです。以前、このブログで鳩がマンションに飛来するのをいかに防ぐかという問題を扱いました。また蜂の発生についても書きました。それほど、マンション管理と動物は関りがあるということです。本当に、マンション管理の相談って、何でもありという感じです。(だから面白い、とはなかなか言えない😢。)
 たまにあるのが野良猫の苦情。結構多いですよね。ゴミ置場に侵入して居ついてしまったこともあります。ゴミ置場のゴミボックスの蓋をあけてしまうネコがいました。そこで蓋に工夫をしてネコには空けられない程度の仕掛けをしたりしました。あるマンションで、毎夜(と想像する)、ネコがゴミ置場に侵入してゴミを散乱します。侵入口は、ドアゴミ置場の扉の下、数センチの隙間。そこで理事会で工夫してもらい、その数センチの隙間をステンレスで埋めました。しかし、それに対して、無駄なお金だと、後日、厳しくせまる組合員様もいました。侵入するのは子猫だから、すぐに大きくなる。無駄な支出だということでした。
 カラスも困りますね。彼らは賢いですよね。一時期、私がいつも追い払っていたら、そのうち、彼らは私の顔を覚えたようで、私がゴミ置場に行くと、何十匹ものカラスが大合唱でした。「やつが来たぞ!!」って感じです。
 その年の春に、同じゴミ置場の壁にツバメが巣をつくろうとしました。毎日糞が大変です。でもマンションでは、ツバメの巣立ちを見守ろうということになり、清掃が大変でした。

 マンションでは、業者さんに敷地内の除草を依頼していることが多いと思います。冬には高木剪定とか。
 その年の夏は雑草の伸びが激しくジャングル状態に、いつもの定期的な除草の時期を少し早めました。雑草を完全に取り除いた数日後、苦情が入りました。苦情の内容は「なぜ雑草をすべて刈ったのだ!!」というもの。もちろんご説明しました。もともとの敷地内の植栽計画にそっていない雑草は、毎年除草していますと。でもご納得はされませんでしたね。「もともと雑草というような草は無いのだ。草にはそれぞれ名前があり、生き物だなんだ」という主張。文学的な意味では、なるほど納得できるような話です。思想的にも哲学的にも、そういう考えもあるのでしょうね。でも話し合いの土俵が違うと思い、「これはあくまで管理組合の共用部の管理の話であり、植栽計画にない草を雑草と判断して刈っています」という説明しかできませんでした。私の言葉が拙いのかも知れませんが、哲学論争ではないので、ということで話を打ち切ってしまいましたが、後味は悪かったです。もちろん、その後も、その方とは普通いお付き合いさせてもらいましたけど、、、。
 
 つまり、ネコのような哺乳類、カラス、つばめは鳥類。雑草は植物と種類は違うけれど、要するに全て生き物です。これらに対する扱いは、やはり物とは違い、慎重にするべきなのかも知れませんね。いろんなお考えの方がいるから。
 もちろん、そこにばかり気を使っていれば疲れますが、頭にいれておくことは必要かも知れません。
 自宅でネコを飼っている方たちは、どうしても野良猫目線になることは事実です。

鳩は山とマンションの違いは分かりません。自然の破壊で、蜂もカラスも人間の生活圏と近くなっています。ネコも飼い猫が捨てられることも多い。ツバメはカラスなど天敵から身を守るために人間の近くに巣をつくる。ツバメは、人間が害を与えないことを知っているようです。

 なんとかマンションの管理と自然の動物と、うまく共生できるような取り組みができないかなあ、と訳の分からない妄想をしています。

LECの書籍が最大10%OFF!

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。必須項目には印がついています *

CAPTCHA